Gruntをインストールして、実際に使ってみる
Gruntをインストールして、使ってみたので手順をメモしておきます。
1. Node.jsをインストールする
本サイトからインストールする。
http://nodejs.org/
$ node -v v0.10.29
これでnmpコマンドが使えるようになったので、NPMに登録されているモジュールをインストールできる。
モジュールは以下のコマンドでインストールする。
$ npm install モジュール名
2. grunt-cliをインストールする
grunt-cli(grunt command line interface)とはGrunt本体ではなく、各ディレクトリにインストールされたGruntを実行するためのGruntコマンド。
$ npm install -g grunt-cli
Please try running this command again as root/Administrator
エラー(´・ω・`;)
調べてみると、sudoをつける必要があるかもとのことだったので、つけたらインストールできた。 インフラエンジニアの方にあんまりsudoは使わないでねって言われ続けたけど…内緒にしておこう…
$ sudo npm install -g grunt-cli
管理者パスワードの入力が求められるので、パスワードを入力してenterを押すとインストールできた。
注意点1:Gruntのバージョンが0.3から0.4に上がったことで仕様が変わり、0.4ではプロジェクトごとにGruntやプラグインをインストールして使用する。 0.3をインストールしている場合は、まずアンインストールをする。
注意点2:-g
とつけ、グローバルにインストールしておく。インストールするモジュール(今回の場合はgrunt-cli
)がコマンドラインから利用できるように作られていれば、どこからでもそのコマンドが利用できるようになるため。
3. Grunt本体をインストールする
gruntのインストールに必要となるpackage.json
を作成する
app配下で実行する
$ npm init
プロジェクトの名称、バージョン、作成者などの情報を聞かれるので、ターミナル上で入力する。 すると、こんな感じでapp配下にpackage.jsonが生成された。
中身は以下。
注意点:今回はappというプロジェクトをあらかじめ作成しておいた。中身はまだ空っぽ(´・ω・`;)
grunt本体をローカルにインストールする
$ npm install grunt --save-dev
注意点:--save-devと後ろにつけることで、そのプロジェクトで使用しているパッケージ情報をpackage.jsonに保存してくれる。devDependenciesの項目にgruntが追加された。
app配下にnode_modules
というフォルダが作成され、その中にgrunt
が入った。
4. Gruntfile.jsを作成する
Gruntfile.js
はGruntで行いたいタスク一覧を記述するファイルです。
package.json
と同じ階層に作成する。
5. 試しにファイルをwatchしてみる
Gruntのプラグインwtachをインストールする
$ npm install grunt-contrib-watch -save-dev
package.jsonに情報が追記される。
※プラグインをインストールすると、node_modules
の中に入る。
Gruntfile.jsの中でプラグインを読み込み、タスクを記述する
監視してみる
index.htmlを適当に変更してみる。
$ grunt watch Running "watch" task Waiting... >> File "index.html" changed. Completed in 0.001s at Sat Jul 26 2014 14:53:46 GMT+0900 (JST) - Waiting…
ちゃんと監視されているようです。